セレスタイト
セレスタイトは、和名で「天青石」 と呼ばれ、晴れ渡った空の様な青が美しい石です。
そのあまりに素晴らしい色合いから、セレスチアル(celestial 大空の色)にちなんで、ドイツの鉱物学者ウェルナーによって「セレスタイト(空の色の石)」と名付けられました。ラテン語の(coelestis 天・天国のような)という単語からきているという話もあります。
セレスタイトは、1781年にイタリアのシチリア島で発見された、バライト(Barite)系の硫酸塩鉱物です。
この青の発色原因でもある硫酸ストロンチウムを主成分とし、ストロンチウムは加熱すると鮮やかな紅色の炎を発する為に、花火等に利用されています。
セレスタイトの石伝説は、古代から、清浄、博愛、休息という石言葉を持ち、空を思わせる天使性と強力な浄化力を持った石と言われ、 心身を落ちつかせ、怒りなどを鎮めて精神的安定をもたらしたり、相手を思いやり尊重する心を持つサポートをしてくれると言い伝えられています。